倉井の策略!?

なんか ちょっと おもいついたことなどを かくのです。

2010-01-01から1年間の記事一覧

文学者の文学的責任

ヴォーカリストのアーティスト名を考案するため、現在試案として挙がっているキーワードの出典である『万葉集』について調べることにした。芸術家にとっての名前は“広義の作品”にほかならないので、それこそ学術論文を1本書けるぐらいの情報・知見を集約し…

新曲紹介『JESUS' LOVE』

ニコニコ動画にて新曲を公開いたしました。耳を傾けてくれたみなさん一人ひとりに勇気と希望を与えられるような、明るいクリスマス・ソングです。--【初音ミク】『JESUS' LOVE』【オリジナル】 #nicovideo #sm13062320 http://bit.ly/gBzQhv 各所でPRしてい…

国防問題の現象学的考察? -理想を掲げて現実と向き合う-

今週の日曜礼拝のテーマは「国防について」。マイケル・サンデルの議論をふまえながら、志願兵制と徴兵制のそれぞれの正当性の根拠(とされる根本仮説)を確認し、その上で、聖書に基づく真の平和を打ちたてることの可能性について学びあい、また、考えさせ…

中井洽議員の秋篠宮殿下にたいする「暴言」について

中井 洽(なかい ひろし、1942年6月10日 - )は、日本の政治家。衆議院議員(11期)。父は元衆議院議員中井徳次郎。 国家公安委員会委員長(第81・82代)、内閣府特命担当大臣(防災担当)、民社党副委員長、法務大臣(第54代)、自由党副代表、民主党副代表…

物語のデザイン力 ~文学と政治~

ぼくが〈文学〉に賭けているのは、その“物語をデザインする力”においてである。これは、狭義の文学=近代社会に規定された小説という制度にとどまらず、日常的な言語の運用から、ひいては政治的言説に至るまで、あらゆる言語活動の局面にかかわっている。

実体化起源の難問~二項対立図式の超克~

大東亜-太平洋戦争で日本が主張した「東亜の解放、人種差別の撤廃」は、けっきょくのところ「西洋/東洋」や「白人/有色人種」といった対立項を実体化し、それを単純にひっくり返すという発想である。その志は高く買うけど、二十一世紀のいま、それを批判的…

ネット依存度と速読力の相関性について

しばらくのあいだ、“読書を離れてインターネットの言説空間を漂う生活”に慣れきっていたけど、「それではダメだ」と思い、ここ数日は、ムリにでも本を開いて読んでいる。おどろいたことに、以前より「速読力」と「要約力」が格段に上がっていることが実感で…

人文学の論理

松岡正剛が内村鑑三を語っている。途中から新渡戸稲造や野口雨情の話題にも広がっていって、ものすごく納得させられた。 「亡びゆく者、敗れた者、棄てられた者のために祈ること」は大切なことだし、それを忘れたら人文学はそれこそ実学重視の風潮のまえに亡…

“唯心的な傾向”への目醒め

眠れない真夜中の25時、ぼくが14歳の頃に経験した"唯心的な傾向"への目覚めについて考えていた。 もっとも、ぼくの"唯心的な傾向"は、もっとずっと幼い頃からの性質かもしれない。生まれて初めて観た映画が『ラビリンス-魔王の迷宮-』で、幼少期からずっ…

社会運動と恋愛

八月のある日、TVで加藤登紀子の特集をやっていた。旦那さんが学生運動のリーダーだったということは、初めて知った。西部邁の奥さんもそうだけど、政治犯として捕われた恋人をあくまでも思慕しつづける「一途さ」が、あの熱情的な運動を裏側で支えていたのだ…

対症療法

早稲田大学の学会に顔を出す予定だったのに、体調不良で出かけられず。。ここ数年はずっとこんな調子で、「あらかじめ立てたスケジュールの半分をこなす」ことができれば、まだ調子のいいほうだと言える。……ということで、あしたからは、「これまでの2倍の…

北朝鮮の韓国砲撃、今後どうなる?

今回の砲撃事件にともなって凍結された朝鮮学校の無償化手続き、即刻再開するか、できないのであれば、「どのような理由で凍結したのか」について、政府は、きちんと説明責任を果たすべきではないでしょうか。 無償化そのものの是非については議論が分かれる…

Pro Deo et Patria -神と世界のために-

この地上でのぼくのミッションは“Pro Deo et Patria”(ラテン語で「神と世界のために」)という言葉に集約される。立教大学のテーゼと同じ。学問・芸術の両面で、日本の歴史・伝統・文化を大切に守りながら、普遍的な神の正義を讃えることが、ぼくの義務であり…

国籍=天の国

じぶんの国籍なんてほとんど意識しないけど、「この世界には、言語・宗教・国籍によって互いに殺し合わなくてはならない人たちもいる」ことを想起すると、「じぶんが日本人であるとはどういうことか」、より具体的には、「ぼくが誰かを殺さずに済んでいるとはどう…

8月15日の日記

今朝のTLを確認していると、靖国神社へ参拝なさる方、千鳥ケ淵の追悼式典に出席なさる方がおおぜいいるようだ。ぼくはプロテスタンティズム的に「好きなとき・好きな場所で祈ればいい」と思ってしまうけど、やはり、過去を想起し、記憶を忘れさせないための「痕…

8月14日の日記

あしたは敗戦の日です。アジア全域を覆った悲しみに、つかのまの終止符が打たれた日です。もちろん、朝鮮、ベトナム、イラク、アフガンと、悲しみの歴史は現在までつづいています。どうか、われわれ一人ひとりの問題として、平和の大切さを想い、救いと希望…

文武両道、「学問と芸術の両立」

文武両道、「学問と芸術の両立」は、言うは易しいが、実践するのは困難である。まずもって睡眠時間を削らねばならぬ。。 そういえば、「学問をやっている」というだけで、「こいつは小さいころから優等生で、傷ついたことのないエリートで、自己顕示欲が強く…

globe と nation についての考察

globeのファンの一人がこんなことを言うのも変だけど、global(=普遍性)という意味合いのユニット名がヒットチャートを独占し、一世を風靡しということじたい、90年代日本のひとつの典型をあらわしているような気がする。 当然、グローバリズムが自己目…

音楽と奉仕

2010年のサマソニ出演バンド投票、第一位は創価学会の所属グループ。いわゆる「組織票」の問題だが、「共同体のなかで見初めた人たちを育み、外の世界へと送りだしていく」という発想はまちがってない。保守陣営やキリスト教界も芸術情宣のあり方をよく考え…

神の高笑い-保守主義とテロルへの渇望-

ぼくの政治的スタンスは「保守主義」(=特定の理論や枠組みを妄信せず、歴史のなかで継承されてきた良識や価値観に委ねることによって「漸進的な改革」を進めていく立場)なのだが、一方で、既成の社会制度に盲従せず、現状を打破するための「テロルへの渇…

学問で「つきぬける」

真正面に突き抜けようとすると風圧が強い。「学問する」のは好きだが、「勉強させられる」のは嫌いだった。「文学する」のは好きだが、「国語をやらされる」のは嫌いだった。といっても理解してくれる人は少ない。 ぼくは、「一生あそびたおす」つもりでやっ…

かむたんのマイリスト

これまでに公開した音楽作品の一覧です。現時点では、初音ミク関連が5曲(そのうち、オリジナルが3曲、カバー曲が1曲、日本鬼子のイメージPV曲が1曲)、インスト作品が2曲になります。

読書会の記録(2010年9月4日)

今日は、久しぶりの読書会。内村鑑三の社会・政治論をはじめとして、カール・バルトの神学、それから、アクチュアルな政治について。いい感じに“学問モード”に戻れた気がする。 内村鑑三の社会政治論は、政治改革や社会改革といった“外部のシステム”の改革よ…

グローバルに、ナショナルに。-帝国主義者の悲しみ-

東京ディズニーリゾートに行ってきた。 もともと、ぼくはグローバリズムに対して批判的な立場を採っていたので、ディズニーやハリウッド映画、あるいは、マクドナルドやスターバックスのようなファストフード文化に至るまでを“食わず嫌い”していた時期があっ…

【初音ミク】『夢幻花火』【オリジナル】

幼いころの夏の記憶を、そっと辿っていくうちに、いつか、自らの記憶の内部に閉じ込められた。二曲目です。 【楽曲・挿画についての情報】 Composed, Written, and Arranged by Kamuya Kurai Illustrated by ヒロキ かむたんのマイリスト

民公連立=“純粋まっすぐ売国”政権の脅威

今回の選挙結果について、マスメディアは「ねじれ国会」などと書き立てていますが、実際はそうではありません。 以下、考えられる危機についての考察です。 あくまで数字の話です。今回、みんなの党は躍進したかにみえますが、それでも、「民主+みんな」で…

【初音ミク】『牽牛星』【オリジナル】

七夕の伝説をモチーフにしながら、「じぶんなりの解釈」も加えつつ、一つの音楽作品に仕上げてみました。 【楽曲・挿画についての情報】 Composed, Written, and Arranged by Kamuya Kurai Illustrated by entropy 616(ピアプロより) 或る年のことです。ひ…

「第二次保守合同」は現実化している?! -「新党ブーム」という現象を読み解く-

7月11日(日)は、参議院選挙の投票日である。期日前投票をすませた人もいるかもしれないので、文字通り、選挙戦は始まっている。それにしても、いざ各候補者の政策を比較しようとすると、かなり「げんなり」した気分になる。なんでって、「候補者が多す…

【ごあいさつ】かむたんのブログへようこそ▽≧ω≦▽♪

気ままなブログです☆ さいきんは、お料理ブログになってきています。 ときおり発作のごとく“政治・経済・文化”を語りますが、 どうぞ、華麗にスルーしてください← ……ぱんぱかぱんぱん▽≧ω≦▽♪

ちき♪ ちき♪ らいしゅ♪▽≧ω≦▽♪

Take it to the lucky▽≧ω≦▽ I found you and changin' またまたじぶんでつくったじょ▽≧ω≦▽♪ ケチャプうすめにみえるけど、コンソメ入れすぎたから、これでちょうどいい(笑)。 かつては「芸術家は家事・洗濯などしない」なんて言ってた時代もあったのだが(…