倉井の策略!?

なんか ちょっと おもいついたことなどを かくのです。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

理論、知見、学問の可謬性-方法論的多元主義の理論的背景-

前回は、現在の学問状況がかかえている問題として、「専門主義の陥穽」を採り上げてみました。具体的には実証主義の限界点について見てみましたが、もちろん現在の学問界には、記号論やポストコロニアリズム、カルチュラルスタディーズといった多種多様な方…

専門主義の陥穽-実証主義の限界点-

これから数回にわたって、現在の学問状況が抱える陥穽と、それを克服しうる理路について書いていきたいと思います。「書いていきたい」とは云っても、じつはもうすでに書いてあります。この一ヶ月ほど、僕のブログのある旧記事コメント欄にて取り交わされた…

新感覚的芸術論 ―主体と感覚的躍動について―

>私に対する呪いを描いている。 >私を超えたものに対する呪いを描いている。 >超えるために描いている,対決する為に描いている。 ある友人の独語より それでは僕は「書く」ことにしよう。僕と云う「主体」を解体しうる、超越的な“感覚的躍動”を記述する…

みんなでアイスランドを買おう-資本・国家・ネーションと世界-

これはびっくり。お金で国が買えるとな。 金融危機のアイスランド、ネット競売に「出品」10月11日15時22分配信 ロイター 奇特な方がこれを買って、パレスチナ人にでもプレゼントしてあげたらどうだろう。いやはや、これぞほんとの“売国”である。リーマン破綻…

敵は“文科省”にあり-法科大学院と新自由主義-

専門外のことだから、あるいは見当違いなことを書くかもしれません。 文科省:全法科大学院聴取へ 定員改善計画求める 文部科学省が20日以降、法科大学院全74校から教育の質を高めるための対策などについて、一斉にヒアリングを実施することが分かった。…

LOOPな気持ち

寝つけずベッドにもぐり込んだまま、けっきょく一睡もせずに朝を迎えた。僕の体内時計はいったいどうなってしまってるんだろう。いま、なんとなくひっぱりだしてきたtohkoのアルバムを聴いている。 きのう、家庭教師でおしえている生徒さんと、指導のあとに…

かけがえのないもの

じつは、去年(2007年)の七夕に京都へ行ったとき、大切な友だちのためにプレゼントを買っていました。 何なのかは、ここには書けません。本人に手渡すまで、誰にも秘密にしておきます。まあ、女の子を守る“お守り”のようなものだと思って下さい。 いろいろ…

主の御名をたたえよう

悲しみに沈むときこそ、主の御名をたたえよう。 苦しみに喘ぐときこそ、主の御許にひれふそう。 歓びのときが、すぐそこにまで、 近づいてるのに、とどかない。 信じつづけることしかできない。 ゆだねつづけることしかできない。 どんな時でも わが主に信頼…

認識線を越えられない-修士論文中間発表会を終えて-

「ですます体」で書くのか、「だである体」で書くのかで小一時間迷ったあげく、「だである体」で書くことにする。PCの向こう側の読み手を念頭に置くのはむずかしい。 修士論文の中間発表会が昨日終わった。 まず、自分自身の感想として、「バタバタだった」…