LOOPな気持ち
寝つけずベッドにもぐり込んだまま、けっきょく一睡もせずに朝を迎えた。僕の体内時計はいったいどうなってしまってるんだろう。いま、なんとなくひっぱりだしてきたtohkoのアルバムを聴いている。
きのう、家庭教師でおしえている生徒さんと、指導のあとにサティへいった。
・・・そのときに気づいたのだが、なんとまあ。もうすこしで身長が追い越される! いやはや、去年初めて会ったときには、まだ小学生みたいだったのに。思えば、ちょうど僕のひとまわり下で、’94年の生まれである。バブル経済はまったく知らない、米不足(93年)すら経験してない、ぜんぜん異次元の世代である。
「光陰矢の如し」と古諺に謂う。“時間(とき)が過ぎるのは速い”という意味だが、“過ぎた時間は戻ってこない”と解釈もできよう。カネは自然に増えることもあるが、時間だけはどんどん減っていく。いま、こうしているあいだにも。
過ぎた時間を悔いないように、時々刻々を大切にしたい。この世界のあらゆるすべてが、僕という主体を規定し、呪縛しようとも。