倉井の策略!?

なんか ちょっと おもいついたことなどを かくのです。

#その他国際情勢

国防問題の現象学的考察? -理想を掲げて現実と向き合う-

今週の日曜礼拝のテーマは「国防について」。マイケル・サンデルの議論をふまえながら、志願兵制と徴兵制のそれぞれの正当性の根拠(とされる根本仮説)を確認し、その上で、聖書に基づく真の平和を打ちたてることの可能性について学びあい、また、考えさせ…

実体化起源の難問~二項対立図式の超克~

大東亜-太平洋戦争で日本が主張した「東亜の解放、人種差別の撤廃」は、けっきょくのところ「西洋/東洋」や「白人/有色人種」といった対立項を実体化し、それを単純にひっくり返すという発想である。その志は高く買うけど、二十一世紀のいま、それを批判的…

グローバルに、ナショナルに。-帝国主義者の悲しみ-

東京ディズニーリゾートに行ってきた。 もともと、ぼくはグローバリズムに対して批判的な立場を採っていたので、ディズニーやハリウッド映画、あるいは、マクドナルドやスターバックスのようなファストフード文化に至るまでを“食わず嫌い”していた時期があっ…

「核防衛」という選択肢

ぼくは、ふだんは「核廃絶」を主張している人間です。 だけど、あまりに教条的な非核原理主義にたいしては、 正直なところ、違和感をおぼえます。 たとえばの話ですが、 周辺諸国がふつうに核を保有しており、 国家の自立と自衛のためにやむをえないとなれば…

地球寒冷化と「新冷戦」-偏在化する暴力の時代へ向けて-

mixiニュースでこんな記事をみた。 ■ロシア強硬姿勢「新冷戦」の危機…グルジア紛争 (読売新聞 - 08月28日 02:00) http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=590328&media_id=20 何とも、おっかない見出しである。とはいえ、今度の冷戦がかつてのような二極対立の…

ポスト核時代を見すえて

核保有による軍事力の均衡によって平和を維持するという考え方は、 ある意味で現実的です。 しかしながら、それは一方で不安定な平和であることも事実です。 核武装が「世界の常識」だからといって、 あらゆる国が核開発に乗り出せば、 いつか暴発する国が出…

非核四原則はダメです

仮に日本が核武装の道を選んだ場合のメリットとしては、 現在の国際的パワーバランスの中で「妥当」な地位を占めることができる点です。 極限的な状況下では、 相手に銃を突きつけられればこちらも銃を突きつけなければ対話は不可能なように、 「核の保有が…

核武装には反対します

僕は、日本の核武装に反対の立場を取っています。 より積極的にいえば、 世界中で核兵器の廃絶が進むよう、 主体的に日本が働きかけてゆけばよいと思います。

憲法九条の可能性 01 ――非武装時代という理想主義――

序文でも触れたが、筆者は必ずしも憲法九条を“不磨の大典”とは見做していない。成立史を詳細に紐解けば、それが占領統治という外圧による代物に他ならないことは明らかである。従って、将来的にはこれを改正し、日本が自立自尊の構えを取り戻すことを、筆者は…

いま敢えて、九条保持を主張する。

?H2>■はじめに■ 21世紀を迎えた現代にあって、憲法改正はかつてないほどの現実味を帯びつつある。これは国内世論の変化のみならず、国際情勢の変化(…具体的には、ポスト冷戦、アメリカによるグローバリズム、それに対する反抗として全世界に波及するテロ…