倉井の策略!?

なんか ちょっと おもいついたことなどを かくのです。

真正の平和主義について

2001年の今日、あなたはどこで何をしていましたか。
2007年の今日、あなたはそこで何をしていますか。

・・・

あの事件が起こったとき、僕は高校2年生でした。
ちょうど家庭教師の先生がお帰りになるころ、
TVのニュースで「事故」の映像が流れ出した。
2機目の衝突は(ブラウン管越しに)目の当たりにした。

「事故」ではなくて「テロ」だということがわかったのは、
それから数時間経ってからのことです。

あれから6年間で、世界はすっかり変わってしまいました。
〈帝国〉と化したアメリカの「誤った国策による」軍事行動は、
“第一次世界内戦”と呼ばれる緊張状態を生み出しつつあります。
きっと、そんなに多くの“流血”は、誰も望んでなかったはず。

もちろん、テロは許せません。しかしながら、
それに対する報復は、新たな暴力の連鎖を生み出すだけです。

「暴力」でひとを変えることはできない。
変える力があるのは、「言葉」だけ。
世界中の暴力と不均衡が、この地上から取り除かれ、
真に平和な世界が到来することを、お祈りいたします。


  平和のために戦うと言う。何ぞ潤すために火を放たざる。
  もし火をもって潤すをえば戦うて平和を来すをうべし。
  しかれども西が東より遠ざかる間は、氷炭相容れざる間は、
  平和は戦争によりて来らざるべし。平和は平和より来る。
  人類の罪を自己に担うてキリストは世界平和の基いを据え給えり。
  平和を世に来さんと欲する者はすべてキリストに倣わざるべからず。
 
  (内村鑑三 明治37年 平和の基)