倉井の策略!?

なんか ちょっと おもいついたことなどを かくのです。

#小説

【雑誌評】『表現者』五月号を読んで

本日、『表現者』五月号を書店で購入いたしました☆ 以下の文章は、編集委員代表をおつとめになっている富岡幸一郎先生(文芸評論家)のブログに書き込もうと思ったコメントなのですが、書いているうちにやたら長く(富岡先生の記事本文より長い!)なってし…

「小説はどこまで構想しうるのか、しえないのか」 芥川賞受賞作家による講演会

本日(4/28)は、早稲田大学小野梓記念講堂におきまして、 芥川賞作家の奥泉光さん、保坂和志さんによる講演会が行われました。 「小説はどこまで構想しうるのか、しえないのか」 芥川賞受賞作家による講演会 今回の講演は、 ●早稲田大学創立125周年 ●文学学…

■『小説神髄』――近代文学のマニフェスト by坪内逍遥■

?H2>■作者情報■ 坪内逍遥(つぼうち・しょうよう)、本名は坪内雄蔵。 ○評論、小説、劇作、翻訳と、多方面で活躍をみせた。 →まめちしき:宝塚をつくったのはこの人だ! ?H2>■作品情報■ ○文芸理論書。 ○明治18年~19年にかけて発表される。 ?H2>■内容■ ○文学…

新文学の方向

?H5>■翻訳小説■ 開国の波で翻訳がさかんに。 ○『花柳春話』――リットン・著(織田純一郎・訳) ○『西国立志篇』――スマイルズ・著(中村敬宇・訳)←小説ではない。 ?H5>■政治小説■ 明治10年代、自由民権運動の影響下に生まれる。→民権思想、政治の理想が語られ…

■江戸文学の流れ■

?H5>■代表作家■ 仮名垣魯文(かながきろぶん) 1829-1894 『西洋道中膝栗毛』 『安愚楽鍋』 ?H5>■特徴■ ○開花期の新風俗を写生的に描く。 ○批評精神に欠け、主題も見当たらず、「戯作風」との批判はまぬがれなかった。 近代文学前夜へ戻る

貴重本が105円?!

ブックォフに激感謝!!!! なんたって、ザミャーチンとか置いてるんだもん。 ?H2>■ザミャーチンを知っていますか?■ ザミャーチンは、「旧ソビエトの異端者」と呼ばれる作家です。 彼が書いた小説「われら」は、体制批判とも取れる内容から、ペレストロイ…

音楽的な文学

今日は家から一歩も出ずに、ゆっくり読書をしたのです♪ 大学のレポートでとりあげるため、デュラスの『モデラート・カンタービレ』を読まねばなりません。 これはおそらくデュラス作品全体の特徴なのでしょうが、文学というよりは多分に音楽的な構成が印象的…