倉井の策略!?

なんか ちょっと おもいついたことなどを かくのです。

『表現者』第26号、2009年9月号を読んで

イメージ 1

表現者』の第26号、2009年9月号、みなさんはもうお読みになりましたか? 

(東京では8/17に店頭に並びはじめたそうですが、ちょうどそのころぼくは福岡に帰省しておりまして、配送に時間がかかったのか、二日遅れでようやく手に入れました。日本って細長いんですね。笑)。

今回のテーマである「天皇はいなくていいのか」は、日本人の“価値観の基軸”ともいえる皇室のこれからについて、深く考えることができる内容でした。

ぼくは、「男系男子による皇位継承」の正統性を支持しているのですが、今回の座談会のなかで、ぼくの主張のなかのまちがい(「姓の問題」についてです)に気づくことができ、たいへん学ばせていただきました。女系論がしばしば「雅子さまが可哀相」「愛子さまかわいい」というレベルで語られてしまっているなかで、今回の女系論(いや、本質的には「直系論」ですね)は、たいへんレベルの高いものだったとおもいます。

皇位継承問題の根っこのところには、「男系/女系」という構図のほかに、「直系/傍系」という構図もあるようです。そのために、問題がますますこんがらがっています。

もう一つの目玉として、安倍晋三平沼赳夫中川昭一の三氏を招いての座談会も収録されており、富岡先生のことばを引用すると、「選挙の結果の後に読んで頂きたい歴史的座談会」(ブログより)ということです。ぼくも読者として、それだけの価値がある記事だとかんじました。

未読の方も、ぜひぜひ読んでみてください。