倉井の策略!?

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さよならヤマハ渋谷店コンサート(at SHIBUYA-AX)参戦日記

 さよならヤマハ渋谷店コンサート(at SHIBUYA-AX)から帰宅した。1960年代から日本の音楽シーンを支えてきたヤマハ渋谷店が2010年末に閉店。それを受けて、ゆかりのあるアーティストたちがTwitter経由で呼びかけ合って実現した今回のコンサート。圧巻だった。

 今回の出演者は、向谷さんのMCアナウンスによれば「総勢41名」とのこと。個人的には、ちいさいころから大好きだった爆風スランプの『RUNNER』やYMOの『BEHIND THE MASK』を、ふつうではありえない豪華バンドによる生演奏で聴くことができて、うれしかった。

 機材面では、巨大なアナログ・シンセサイザー(通称:タンス)を筆頭に、YAMAHAの歴代シンセはもちろん、RolandOberheimに至るまで、まるで「音楽博物館のバックヤードに迷い込んだ」かのような、シンセファン垂涎の布陣。まさに「シンセ軍団」と呼ぶにふさわしい。

 今回のコンサートの成功は、「21世紀における音楽のあり方」を考える上で、まさに「偉業」である。アーティスト自身がTwitterで呼びかけ、日本全国、さらには全世界から観客が集う。もはやリアルとかバーチャルとかの区分ではない。「アクチュアルな音楽の出逢い」が実現した。

 出演者のみなさま、関係者のみなさま、ほんとうにおつかれさまでした。またUSTREAMの再放送をたのしみにしています。ぼく以外の来場者のみなさまにも、世界中のUSTREAMを閲覧していたみなさまにも、かけがえのない時間をわかちあえたことに、こころから感謝申し上げます。