倉井の策略!?

なんか ちょっと おもいついたことなどを かくのです。

部屋と羽毛と開放系

羽毛ぶとんを自宅で洗っていたら、どうやら洗濯中に破れたらしい。洗濯機の中が羽毛でもふもふになっていた。

ひょっとして、羽毛ぶとんって自宅で洗うもんじゃなかったりするんかな。しかしまぁ、穴開いちゃったもんは仕方がない。ガムテープ(笑)で遮断である。

ふとんを干してるうちに、ベランダも一時的に“羽毛だらけ”(ってほどでもないけど)になったのだが、別にほうきではわいたりしなくても、いつのまにか風が通ってどこかへ飛んでいった。この世界の物理法則は基本的に開放系なので、局所的な汚染とか、こういった無秩序な状態であっても、最終的には自然に撹拌されてわからなくなる。(そうでなければ、わざわざガムテープで遮断する必要もない)。いつか、小学校で女子とさわいでるうちに鉛筆の芯が手のひらに刺さったことがあったけど、あれだって、何年かしたときに自然と外に「ポロッ」と出てきた。このように人間の身体もそうで、この世界のシステムは、基本的に「内から外へ」のベクトルでじくじくうごいている。じつはこれ、物理学の用語でいうとエントロピー増大の法則に関係してくるらしい(と解釈している)。まあ、簡単に意訳すると、「部屋はほっときゃ散らかるよの法則」ぐらいに思えばいい。ひじょうに突飛な仮説なのだが、僕はこれを、宇宙のはじまりの大爆発まで遡れると思っている。そういえばその昔、「宇宙は壮大な崩壊系である」とか言っていた科学者がいたそうだ。学術的にどうかはともかく、論文の仕上がりに反比例して部屋の中を散らかしていく文献の山をみていると、感覚的にはわからんでもない。

家にこもって論文など書いていると、たった一匹で巨大な巣をつくりあげる女王バチのすごさを思い知らされる。いや、あれは途中から働きバチが手伝うんだっけか。

何を書こうとしていたのか見失ったから、また今度書くとしよう。